次の日

-ガラッ
筑「遅れてすみません」
先「早く座れ」
そんな睨まなくても
私は、昨日考えて朝遅れていったらいいんだと思った。
だから遅刻した。
猿山達からすごく睨まれるけど。

先「転校生を紹介する。自己紹介を」
嵬「鬼無嵬(キナシカイ)です、よろしく」
か、かっこいい
男に興味のない私が言うんだから、間違いない。
先「鬼無は…、嶽下の隣だ、嶽下手をあげろ」
-スッ
私は小さめに手をあげた。
すると、転校生は凄く嬉しそうにした。
何で?

嵬「なぁなぁ、嶽下さん、だっけ?」
筑「そーだけど?」
嵬「これからよろしくな!」
あのー、あなたの後ろから殺気がするのですがー。
筑「よろしく」
嵬「俺の事は嵬って呼んで!」
筑「はいはい」
嵬「名前、何て言うの?」
いった方がいいのかな?
架「雑草だよぉ!」
来ると思った。
嵬「は?」
壇「こいつのあだ名!」
剛「汚いしな!」
-ザバァッ
冷たっ!
どうやら、猿山に水をかけられたみたいだ
筑「…」
嵬「なっ!なにやってんだよ!」
鬼無君は、タオルでふいてくれた。
筑「大丈夫だよ。」
架「そぉそぉ、雑草だからぁ、何やっても大丈夫なんだぁー」
嵬「雑草って、嶽下のこと?」
欄「そうだけど?下の名前、筑紫だし」

言わなくていいのに…
嵬「筑紫が、雑草?笑わせんな、お前らの方がよっぽど汚い雑草だよ。」
猿「なっ!」
嵬「行くぞ」
筑「ちょっ!」
腕を引っ張られて、どこかに連れていかれた。