私は、嶽下筑紫(タケシタツクシ)中学2年生
?「筑紫ー!」
筑「…利由」
この子は、橘利由で、同じく中学2年生
利「おはよ!」
筑「…おはよ」
私は、あまり利由が好きじゃない
てゆーか、人が嫌いだ
なぜって?
それは…
-ガラッ
?「うわっ!雑草が生えてる!」
…来たか
?「何でぇ、毎日除草剤まいてるのにぃ、はえてくるんだろぉ?」
?「除草剤まかなきゃ!」
-バサァッ
筑「ゲホッ、ゴホッ」
利「筑紫!大丈夫!?」
なにこれ、今日はチョークの粉?
?「きゃはは!うけるー!」
?「きたなぁーい!」
お前らがやったんじゃん。

こいつらの名前は、
私にチョークの粉をかけてきたやつは
後島欄(ゴトウラン)
男っぽい喋り方で、デブ。
欄「きったねー」
んで、そこのチビは小向架名(コムカイカナ)
ぶりっ子口調で、ケバい
架「真っ白だぁーw」
そして、リーダーの猿山翠(サルヤマミドリ)
名前の通り、猿みたいな顔をしてる
翠「あはは!」

-ガラッ
?「おぉ!やってんじゃん!」
?「ぎゃはは!」
?「あまりやり過ぎんなよ?」

猿山翠達の仲間で、
眉毛が薄い、加藤咲哉(カトウサクヤ)
金髪で、いかにもヤンキーなのが
村井剛(ムライゴウ)
メガネしてるのに、鼻ピアスしてるのが
圓山壇(マルヤマダン)

筑「はぁ、」
おもわず溜め息をついた。
ヤバッと思った瞬間には、もう遅かった
剛「何ため息ついてんだよ、あ?」
襟を掴まれ、引き寄せられた
香水きつくない?
筑「っ…。」
臭いと苦しさに顔をしかめた。
剛「んだよ!何か言えよ!」
チラッと他の人たちを見てみると、
一斉にそらした。
…だろーな。
利由を見てみると、俯いて、震えていた。
利「筑紫を、離して」
剛「あ?」
利「筑紫を離して!」
びっくりした。利由が助けようとしたから
架「謝ればぁ、許してあげるよぉ?」
そんなこと言われても困る。
筑「あのさ、謝ればいいんでしょ?」
欄「あ?」
筑「謝るから、離してよ」
欄「てめぇ、誰に口聞いてんだよ!」
筑「誰って、あんたらしかいないじゃん」
欄「っ、このやろ!」
-バシンッ
筑「っ…。」
痛ったー。右の頬を叩かれじんじんする。
翠「ほら、謝りなさいよ」
筑「ごめんなさい…」
何で誰も助けてくれないの?

-ガラッ
先生が入ってきた。
普通はここで、`お前らなにやってんだ!
って言うけど、この先生は違う。
先「ブフッ、嶽下、大丈夫っ、か?」
自分の生徒なのに、笑う。
先「まぁ、席につけ」
しかたなく、みんな席についた。
筑「先生、トイレに行ってきます」
このまま授業はしたくない。
先「お、おうw」
まだ笑ってるし。
私は、無視してトイレにいった。