次の日。

利「つ、筑紫!」
朝、教室に入ると利由が話しかけてきた。
私は話すことなんかないのに…。
利「そ、その、えっと…」
筑「何?」
なかなか言わない利由に苛立ったのか、後島が利由の背中をドンッと叩いた。

その瞬間、私はイラッとした。
何で?私は利由に裏切られたのに、何でイラつかなきゃならないの?
利「筑紫!あのね、私達、本当に反省してるの。本当だよ!?だから…許してほしいの」
そーゆうこと、でも利由は言わされたんでしょ?
自分で言わない限り、私はその人を許すことはない。
筑「いいよ」
私がそう言うと、皆は顔輝かせて喜んでいた。
しかし、その顔は次に私が発する言葉で絶望へと、変わるだろう。

筑「利由、貴方限定だけどね。」
利「えっ…?」
皆はシーンっと、静まりかえった。
咲「どういう事だよ!?何で橘だけなんだよ!?」
筑「利由は、私に嫌がらせする時、凄く辛そうな、悲しそうな顔をするの。
あんた達は私の反応が見たいから、利由の後ろにいて、気付かなかっただろうけど。」
翠「だからって、何でそいつなの!?私だって本当はやりたくないのよ!?」
猿山、キモいよ。
そんな顔で近づくな。
筑「じゃあ、何で嫌がらせしてきたの?」
翠「それは、ま、圓山にやらされたのよ!そうよ!全部あんたが悪いのよ!」
あーあ、仲間割れかー。
剛「何言ってんだよ!最初にお前らが言い出したんだろ!?」
ギャーギャー、ギャーギャーうるさいなぁ、てゆーか、村井いたんだ。全然気付かなかった。
じゃあ、こいつを殺るか。
筑「クスッ、さようなら、村井剛君」
剛「は?」
まずは、内臓破裂

私がそう思うと、村井は、
剛「ぐっ、痛い!ぐぁ、ゲボッ、ゴボッ!が、はぁ、いだ、い」
-キャー!!
壇「剛!大丈夫か!?しっかりしろ!」
続いて、心臓圧迫
剛「か、はっ、やめ、ろ、はっ、うっ」
やめろって言われてやめる人じゃないから、私は。
筑「やめるわけないでしょ?」
架「やめて!剛が死んじゃう!」
筑「だから?殺そうとしてるんだから、死ぬのは当たり前だよ?」
その間にも!村井剛は苦しそうにもがいていた。
筑「…臓器全て、破裂」
その瞬間、ムクムクと村井剛の腹部が膨れ上がってきた。
剛「嫌だ!やめろ!まだ、死にたくないぃいいいい!!!」
-バンッ!!
村井剛の腹部は破裂し、血が周りに飛び散った。
咲「う、う、うわあぁあああああ!!!!剛!剛ぅう!」
加藤は、血塗れになるのもかまわず、村井を抱き上げた。
筑「あははははは!!いい?皆わかったでしょ?これが、私の殺しかたなの。」