…消えてしまえ

-バタンッ
筑「嵬!!」
私は、勢いよく屋上のドアを開けると彼の名前を叫んだ。
嵬「つく、し」
嵬は、圓山達に踏まれて顔に痣がいくつもあった。
筑「嵬!大丈夫!?」
嵬に駆け寄ろうとしたけど、村井に突き飛ばされた。
剛「お前に何ができんだよ」
くそっ!
筑「嵬!何で使わないの!?」
力があれば、あいつらを一発でやれるはずだ。
嵬「お前に、やったから、俺はもう使えないんだ。」
そんな…!!
咲「何の話してるかわかんねぇけど、まだまだ余裕じゃねーか!!」
-ドカッ
嵬「ぐぁ!」
加藤が嵬の腹を蹴り上げた。
筑「嵬!」

…許さない、絶対に、許さない!!
-ブワッ
剛「な、なんだ!?ここは何処だ!?」
筑「許さない、お前らを、殺してやる」
加藤達は青ざめて、ふるえている。
私から、凄い殺気が出ているんだろう。
筑「あはは!まずは…」
私は、村井剛を指差した。
すると村井は肩をビクリと揺らした。
筑「あんただ。」
-バタンッ!
利「筑紫!もうやめて!」
架「そうだよ!もういじめないから!」
今さら、もう遅いのに。
筑「利由、あんたにだけは言われたくないわ」
利由は、唇を噛み締めていた。
嵬「筑紫…」
筑「ん?」
嵬は目で殺るのか?と聞いてくる。
筑「さぁ、どうしよっかな?まずはいたぶるか!」
じゃあ、腕を骨折
-ボキッ
剛「ぎゃああああ!!痛い!痛い!」
村井の腕は、普通は曲がらない方向に折れていて、皮膚がボコッとふくれている。
筑「そりゃあ、痛いよ。骨折してんだもん」
お前はバカか。

翠「もう、それくらいにしてあげて!」
猿山が顔を青くしながら言ってきた。
筑「何?次はあんたがやられたいの?」
翠「わ、私を殺れば、き、気が済むのなら、や、やりなさいよ」

あーあ、めっちゃ噛んでるしwそれにいざとなったら後島とかを身代わりにするんでしょ?もうわかってるから。

筑「順番、順番!そーだなー、1ヶ月に一人にしよう。それならいいでしょ?」
咲「それって、殺すって事かよ!?」
筑「それは気分しだい、じゃあ、今月はもう村井をやったので、さよーならー」