「じゃあこれ解いてみろ。」
そう言って先生が指を指した問題は…
分かんない!!
「さっき話してた問題だから聞いてたら分かるんだけど…なっ…!!」
あたしは香那に助けてもらうべく香那を見た…
げっ!!寝てるし!!
「解けないのかぁ…名月。」
『解けませんっ!!』と言おうとした。
【トントン】
机が叩かれた。
あたしの前の席の東条君が叩いていた。
すると東条君があたしのノートに何か書いてきた。
〈X=5〉
何だろう??
答えだっ!!
「X=5ですか??」
「やれば出来るじゃないか!!名月!!」
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