嘘!?
東条君に勉強を教えてもらう!?
めっちゃ嬉しい♪♪
【ブーブーブーブー】
携帯のバイブが震えた。
メールだった。
表示には…
〈お母さん〉
って書いてた。
《今日早く帰ってきてよ》
忘れてたぁ…
あたしは幸福から現実に引き戻された。
あたしはホームルームがもう少しで終わる頃に…言った。 「あのさ…東条君…」
「ん??何??」
そうやって振り替える東条君もカッコいい♪♪
「今日用事があって勉強を教えてもらうの無理なんだぁ…」
「あっ!!俺も無理だった!!」
良かった…
「そか…」
「じゃあ…いつでも色々分かるようにメアド教えとく。」
そう言って東条君はノートをちぎってすらすら何かを書いた。
「はい♪メアド。メールして!!」

