「……君のお父様、リチャードさんと出来てたっていう噂だよ。」
「……街で話しているのが聞こえたよ。僕の耳はいろんな声、いろんな音が全部聞こえるんだ。たとえ遠くにいても。」
「君のその大人びた態度はお父様にそっくりだ。そしてその能力、お父様の能力だ。」
「何が言いたい。」
「マリアさんは君の能力を欲しがっていた。」
「まさか父様の死と何か関係あるのか。」
「マリアさんがお父様を殺したのさ。そしてその能力は、君のお父様が死なないと君の能力は、発動しないんだ。ネイチェル君が生まれた時はもともと君には能力が無かった。」
「じゃあ、父様と出来てたっていうのは?」
「マリアさんが君に能力が行くようにわざと近づいた。」

