しばらくして、ワトナーズが捕まった。 国中騒然となっていたが、僕はたった一人の家族が殺されたことに、怒りが込みあげていた。 そんな時、母様の友人だったリチャード家に引き取られた。 「マリア・リチャードよ。よろしくね。」 マリアおば様は、母様のことをたくさん教えてくれた。 次第に僕は、リチャード家の一員になっていた。 リチャード家には双子の兄ティルスと妹のミリアがいる。 二人は僕が初めて家に来た時からの親友だった。