五つの剣- Five swords - No. 1




次の日、僕たちは王宮に行った。




最初はなかなか中に入れてもらえなかった。




でも、僕が王様の孫だと分かると、中に案内してくれた。




「ようこそ来てくれました。先程はご無礼を。お許し下さい。」




「皆さん。顔を上げてください。皆さんに聞きたいことがあって来ただけですから。今、国王がいないこの国はどうなっているんですか?」




「近くの村ではお金が無く、食べ物ももう尽きてしまいます。このままではこの国が無くなってしまうかもしれません。」




「そんな事になっているんですか。では一度、僕たちがこの国中を回ってきます。」




「ですが、馬車で行かれるのに何年かかるか。」




「分かっています。ですが放っておけないんです。僕お金を国のために使ってください。僕にはお金より、国のほうが大事です。行こう!ティルス、ミリア、ガムリエルさん!」




「はい!」