それからしばらくたったある日、街中が火の海になっていた。
原因は家の暖炉の火の消し忘れだった。
さらにその日は、風かすごく強くて火もみるみるうちに広がっていった。
なかなか火が消えない街を見たナイトは、走りだした。
すると急に雨が降ってきて、火はあっという間に消えた。
「あの、ちょっといいですか?」
急にティルスが話しに入ってきた。
「お兄ちゃん!話している最中なんだよ!もう!」
「ごめんちょっと気になって…、ネイチェルのお父さんが持つ能力って」
「魔法だよ。でもまだネイチェル君にはない能力。」
「その能力はどうしたら開花させることが出来るのですか?」
「ネイチェル君のお父様も最初はそんな能力無かったんだ。だが、どうしたらいいかは分からないんだ。」
僕は自分が持っている能力を知りたかった。父様から受け継いだ力を。
「じゃあ少し話を進めようか。」

