嘘つきな君




ビクッと拒絶反応を見せる

それでも、私はギュッと力を入れて離さなかった



「……っ…………気持ち悪くなんかない」


親に見放されたり 突き放されたり

その痛み
私もさんざん感じてきた




「離せよ……
てか、お前なんで泣いてんだよ」


「だから!気持ち悪く無いってば!」


「……」


「……大丈夫だよ」


「……わかったから、落ち着けよ」


畑本がゆっくりソファに、また腰を下ろす