嘘つきな君



「……もう体育戻れないし
教室にでも行ってればいいよ」



畑本は黙ってボーッと自分の手を見ている



「……女の子に、触りたくないんでしょ?
私が何か……フォークダンスしなくていい方法探してみるから」



「なんで?」


「は?」


「なんでお前、そこまでしてくれんの?」



「ま……強姦から助けてくれたし
あの時間にあの辺ウロついてたことの口止め料として!ってことで
じゃ、私は体育もどるから」