「OK。ループクレアルとクリアンスセル以外のレンジャー、ドクトルマグス、パラディンも説明をしとくかい?」
「お願いいたします。」
「先にクリアランスセルね。クリアンスセルは人竜里の許された職業になる。クリアランスセルは全部の技ができる。格闘・竜の技・竜の巫女技を得意とする。ドラゴンサンダーボルトレットを見たでしょう。雷がドラゴンになって襲う所を。」
「確かに雷がドラゴンになっていた。それにドラゴンがあのモンスターに襲う所も生きていたドラゴンみたいだった。」
「それこそがクリアンスセルの特徴的なんだ。ループクレアルは全ての職業の元祖と言われている。全部の武器と技がてきるが得意とする武器が刀なんだ。仁も全部の武器や技ができるが刀が得意なんだよ。桃園さんは得意の武器はありますか?」
「言われてみたら確かに刀が得意だし、好きなんだよね。残りのドクトルマグスとパラディンとレンジャーを教えて。」
「レンジャーは樹海で生き残るための技術を豊富に持つ狩人。一撃必殺の弓術に加え、常人を上回るスピードでパーティの危機を救う。得意武器が弓だ。パラディンは特徴が敵の攻撃から味方を守る盾役。防御系のスキルが充実しており、強力な攻撃を軽減、無効化することでパーティの生存率を高めることが出来る。特に終盤のボス相手にはほぼ必須の職業。修司さんがいるだけで比較的安心して戦えるんだよね。刀は盾のところにしまってるけどね。ドクトルマグスは巫術による回復と巫剣による攻撃という双方の力を用いる事で、バランス良く戦える巫医と呼ばれる探求者。ちなみに得意武器が剣、杖なんだけど、メグの持ってるのは剣と杖が両方備わっている。うちのチームの武器は通常の販売はされていないのよ。私以外は特注品だよ。」
「梅竹とルーガは?」
「2人はいるよ。梅竹とルーガはそこで遊んでるよ。メイリーン。ルーガ。おいで。」
「はーい。」
2人は美智子のところに来ました。
「この子達は又私の特別の武器なんだよ。」
「この子達は人でしょう。武器なんで酷すぎですよ。」
「この子達は酷くないよ。この子達は元々武器だったんだけど武器に魂を宿した付なんだ。武器兼、私の子供たちなんだ。」
「嘘をつかないで。武器とか子供たちとか訳が分からないし。」
「梅竹、ルーガ。自己紹介と本当の姿を見せてあげなさい。」
「「はーい。」」
「ルーガ。先にやる?」
「梅竹が先にやって。」
「分かったよ。私の名前は梅竹。漢字だけだと読み方が分からないとこれでメイリンって読みます。剣でまだ5年で付喪神になったの。この通り刃だよ。」
「僕はルーガ。梅竹と同じ盾でまだ5年で付喪神になったの。腕見て硬そうな盾でしょう。」