俺は、逆巻 時雨ーサカマキ シグレー5代目雷雨の総長を任されている

「はぁー」
今日も暇だなぁ、ったく

「また、ここにいましたか時雨」
コイツは逆巻 藍派ーサカマキ アイハー雷雨の副総長で俺の双子の弟だ

「関係ないだろ?お前には」
「確かにね(フフ...」

怖いわ!!

「それで、用件は?藍派」
「あぁ、そうでした。これを」
「これは?」
「今日、転校して来る生徒の情報です。
なにやら校長の昔の知り合いから頼まれて入学を許可したとかでして」
「ふぅん、でどんなやつ?」
「驚かないでくださいよ?」
「何で驚かなくちゃなんないんだよ」
「それは、転校生が女の子だからですよ」
「は?」

冗談だろ?女?ありえねぇよ、ここは、男子校だぜ?

「それが、彼女だけ特別で入学を許可したようです」
「なんだそりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

これは、彼女が入学してくる数日前の話だった...