すると、今度は、
「何であんたなの!かわいくないくせに!」
「絶対、おかしい!」
と、口々に言ってきた。

私は、罵声を浴びせられ、泣きそうになっていたら、

「あのさ、お前ら、頭わりーわけ?
朝、ああやって来たってことは、そういうことだろ?」

「私と付き合った方が、絶対いいよ~」

私よりもきれいな人がそう言った。

だが、

「ごめん。俺さ、お前らみたいな性格ブスは、好きじゃないから。
俺は、優しくて、かわいいまりかのことを選んだから」

「そんな~!」

私を囲んでいた人たちは、泣いたり、がっかりして教室に帰る人がいた。