「あのさ、私も言いたいことがある!」

『何?』

「私、中谷くんと付き合うことになったんだよ!」

『えっ!? おめでとう~!よかったじゃん!!
幸せになってね!』

「うん!ありがとう!絶対に幸せになる!
みきも、頑張ってね」

『うん!頑張る!まりかと中谷、お似合いだよ!』

「お似合いだなんて、大袈裟だよ!
じゃぁ、おやすみ」

『うん!おやすみ~』


電話を切り、みきがうまくいくように、祈った。

始業式が楽しみで仕方なかった。