「お母さん!外に友達がいるから、行ってくるね!」

「分かった~!気を付けてね!」

「は~い!」

外に出ると中谷の手に何かがあった。

「どうしたの?」

「一緒に花火しようぜ!」

「うん!いいよ!」

私たちは、川の近くに行った。

「これ、してみたい!」

七色に変化する花火だ。

「きれいだね!」

「おう!」

私たちは、なくなるまでたのしんだ。

楽しいことは早く終わるようで最後に、線香花火が残った。

「最後だね…」

「だな…」

私たちは、線香花火に火をつけた。