「中谷!?大丈夫!? てか、大丈夫じゃないよね?」

すると、起き上がったと思ったら、一人で、テントの方に行った。

大丈夫かな…。 ずっと心配だった…。

「ごめん。ちょっと様子、見に行ってくるね」

「おう」 「うん!」


私は走って中谷のところに行った。

「あの~中谷?大丈夫?」

「ごめん。一人にさして」

「ごめん…。分かった」


相当、何かで落ち込んでいるらしい。

さっきのボールが当たったことかな…?

「どうだった?」

「一人にさしてって…」

「やっぱ、ボールの事なんじゃないの?」

「かな~…?」


私たちは、バレーができなくなったので、海に入ることにした。