恋物語

花火も終わり、帰ることに。

「花火、きれいだったね!
今日、楽しかった!ありがと~!」

「俺も楽しかった。こちらこそ、ありがとう!」

すると、目の前に、杉村が友達と一緒に来ていた。

「あっ!山下ー!」

杉村は、こっちに近づいてきた。

「な、何で…」

「友達と来てたんだ! 花火、きれいだったね!」

「う、うん。そうだね…」

「今からさ、一緒に屋台、まわらない?」

「ごめん。 今から、すぐ帰らなきゃいけないから…」

「そっかー。じゃ、またね!」

あんなやつに会うなんて…。

さっきまでの楽しい思い出が、最後、悪夢に変わった。

「送ってくよ。 女一人だと、危ねーし」

「ありがと…」

私は、家まで送ってくれた。

「今日は、楽しかった!ありがと。
花火大会、誘ってくれて、ありがと…。
じゃ、おやすみ」

「おう、じゃーな。
おやすみ」


最後まで見送り、私は家に入った。