放課後、約束通り体育館裏に行った。

すると、ゆのだけじゃなく、その他にも友達らしき人たちが…。

「あの、何?」

「何?自分がしたことも分かってないわけ?」

は?私が、何したってゆーの。

すると、ゆのの友達に

「お前、中谷の彼女なわけ?」

「そんなわけじゃ…」

するとゆのが、

「じゃぁ、あの紙は何?
メアドが書いてあったの、知ってんだけど。
中谷の彼女じゃないんだったら、そうゆうこと、しないでくれるかな~?」

なんで、そんなこと言われなきゃいけないの。

怖かったけど、勇気を出して言った。

「なんで、そんなことしなきゃいけないの?
自分が、努力して私から、とったらいいじゃん!」

ゆのは、目を見開いたかと思うと、眼間にシワを寄せ、

「なに、その口の聞き方!私は、あんたのせいで、中谷と別れたんだよ!
どれだけ辛かったか!
そんなことも知らないくせに、生意気なのよ!」

ゆのは、手を振り上げた。

叩かれる!!

目をつぶったとき、

バシッ