直接言うのは恥ずかしかったから、手紙にした。

『ゆうとくんへ
私は、入学式の時、転びそうなところを助けてくれたときから、好きでした。
ゆうとくんの、優しいところが好きになりました。
私と付き合ってください。
ゆの』

何回も何回も書き直し、やっと完成した。


次の日、昼休みに渡すことにした。

昼休みになるまで、心臓が落ち着かなかった。