恋物語

「じゃー、私が、言いたいと思いま~す!」

「いえ~い♪」

「じゃぁ、ゴホンッ!
えー、まりかがオーナーになったことを祝して…」

「「「「かんぱーい!」」」」

そしてまりかのお祝いが始まった。

料理も全部食べ、ケーキも食べ、みんなお腹いっぱいで動けなくなっていた。

「俺、作りすぎた…。
ケーキのこと、考えてなかった!」

「へへへ、大丈夫だよ!
みんな喜んでいると思うよ。
ねぇ~、みき~?」

まりかが呼び掛けても、返事が帰ってこない。

「みき~?」

二人で朝倉の方を見てみると、寝息をたてて寝ていた。

その隣は、けんと。
けんとも寝ていた。

二人は、寄り添って寝ていた。

「寝ちゃったね~」

「まぁ、あんだけ食べてビール飲んだらな!」

机の上には空になった、ビールの缶がたくさんある。

「俺、掛け布団持ってくる」

「ありがと~!」

俺は自分の部屋から掛け布団を一枚持ってきて、二人にかけた。

俺は、前もって買っていたお祝いのプレゼントをポケットに入れていた。