開店時間よりも二時間早く行き、お店のお掃除をしたり、服を整えたり…。


とうとう、開店時間。

お店の中から外を見ると、扉の前には、行列ができていた。

扉を開けた瞬間、並んでいた人たちがぞろぞろと入ってきた。

「い、いらっしゃいませ!」

緊張して、うまく言えなかった。

まわりにはたくさんのお客さん。

戸惑っていると、

「すみません…」

「は、はい!!」