恋物語

久しぶりに会って、うれしいはずなのに…。

なぜか、悲しい気持ちが心の奥底にある。

「どうしたんだよ…。
卒業して、嬉しくねーのか?」

「うれしいよ!! でも、何で連絡もなにもないの?」

「ごめん…。ちょっと、バタバタしてて…」

「何があったの?」

「分かった。言うから」

もしかして、二股してたこと…?

すると、ゆうとのポケットから鍵だった。

「卒業、おめでとう」

そう言って、私の手に置いた。