そして、昼休みになった。

窓側の席でみきと話していた。

すると、同じ組の河岸ゆのが、中谷に手紙を渡しているところを見た。

うそ…、何で…。 しかも、同じ組だなんて…。

ショックが大きすぎて、ボーとしてしまった…。

「……か!まりかっ!大丈夫?」

まりかの声でふともとに戻った。

「ボーッとしてたけど…」

「ちょっとね…」

「もしかして、さっきのやつ?」

みきも見てたのか…。