ゆうとは、私を家まで送ってくれた。

離れていても、私を送ることは、忘れていなかった。

「じゃーね」

「おう。今度、いつ会えるかわかんねーけど…。でも、1回は会いに行くから!」

「わかった!楽しみに待ってるね!
おやすみ」

「じゃ。おやすみ」

見えなくなるまで見送っていると、ゆうとの
首もとには、黒と白のマフラーがあった。

早速、つけてくれたんだ。
時間をかけて編んで、よかったな。


私はゆうとから貰ったネックレスを、ずっとつけておこうと思った。