「ほんとに大丈夫?」

「大丈夫!ほら、待ってるよ!
早く言っておいで!」

「ありがとう!」

みきは、村井くんのところへ走っていって、話ながらどこかへ行った。

私は、みきのぶんも必死になって作業をした。

あぁ言ったものの、思ったより辛い。

すると、ゆうとが来て、

「手伝うよ」

「ゆうとは、終わったの?」

ゆうとは、お化け屋敷には必要不可欠な仕事をしていた。

「まだ、終わってねーけど、まりか一人では疲れるだろ?
向こうは、人数足りてるから」

「ありがとう」

ゆうとが手伝ってくれたおかげで、思ったよりも早くできた。