体育祭は無事に終わり、そのあと、みきとカラオケに行って、存分に歌った。

「結構、歌ったねー!」

「ほんとだねー!楽しかった~!
これから、幸せになってね!」

「うん、頑張る!じゃーね!」

「うん!応援してるから!じゃーね!」

みきに手を振って家に帰った。

嬉しすぎて、顔がニコニコしていたらしく、お母さんに、

「なに、ニコニコしてるの~!
何か、いいことでもあったんでしょ~!」

お母さんは何でもお見通し。

「べっつに~!」

私は、寝るまでずっと、うきうきしていた。