私は、くみさんとゆうとが一緒に帰るところを見たくなくて、二人が帰る前に先に帰った。

正門に向かうと、あの子はやっぱりいた。

今日も一緒に帰るんだ…。

ズキッ…

胸が痛い。

私は、無言で通りすぎようとした。

「あの…」

くみさんに呼び止められた。

「なんですか?」

「ちょっと話したいことが…」

私は、くみさんについていくと、目の前におしゃれなカフェが。

中に入り、椅子に座った。