いまだに泣き止むことができず、涙が枯れるまで泣き続けた。

「ご飯、食べたくなったら食べなさいよ」

お母さんは、気を使って、先に食べたのかな?

『ごめんなさい』

なぜか、その一言が浮かんだ。

私は、そっとリビングに行った。

机には、夜食と置き手紙が…。

『まりかへ
気分は落ち着いた?
嫌なことがあったら、すぐ言ってね!
うまくアドバイスできるかわかんないけ
ど。
冷めてると思うから、温めてね!
お母さんより』

また、涙が流れた。
枯れるまで泣いたはずなのに…。

「…お母さん…ありがとう…」

私は、泣きながら、ご飯を食べた。