俺は、すかさず入った。

何でだろう…。
無性にこいつを殴りたくなった。

のちのち、殴り合いになり、先生に押さえられたが、まだ、殴り足んなかった。


帰り道、心のモヤモヤが晴れない。
まりかも俺も何も話さなかった。

まりかの家についたとき、いつのまにか、抱き締めていた。

抱き締めたら、安心すると思ったが、しない。

村井から聞かれたことの返事は、俺を選んでくれたことにちょっと安心した。

俺は、絶対に離さないと誓った。