先生と出逢えたキセキ

夏休み近づく7月。
期末テストが終わり、またノート提出の日。

「三井さん、ノート持ってきてー」

大北先生が呼んだ。
先生はまたじっくり私のノートを見る。

「そーやねん!こう書いてほしかってん!」

大北先生はにっこり笑って
A+と書いた。

「この調子でこれからも頑張ってな!」

私は少し嬉しくなった。