先生と出逢えたキセキ

大北先生は自分の頬をちょんちょんと
指差しながら

「それ、いくらしたん?」

と、聞いてきた。

「1800円したで」

「そうなんや。
今日、楽しかったか?」

「うん!めっちゃ楽しかった!」

私が満面の笑みで答えると、先生は

「そうか。よかったな!」

と、優しく微笑んだ。

色々先生と話してると、
やけに先生がニヤニヤしながら私の
背後を気にしていた。
気になって後ろを振り替えると…