えーーーーーーーーー
そうなるのーーーーーーーーー
どうしてこうなったのかわからず、唯にも聞けずに、必然的に向井は私の隣に座った。
なんだか緊張する。
なにもお互い話さず向井をちらっと見ると、向井はスマホでパズドラをしていた。
そういえばよくパズドラの話をしていた気がする。
私はそのまま何も言わずに外を見ていた。
前に座った唯と啓は楽しそうに遊園地のアトラクションの話をしている。
なにこの違い…。
そう思っていると、
向井「あとちょっとでつくね。」
私「え？うん。そうだね。」
急に話しかけられてびっくりした。
私「向井アトラクション大丈夫なの？」
と、なんか冷たい返事になっちゃったので、私は聞いてみた。
向井「う～ん、たぶん無理だ。」
私「じゃあ、メリーゴーランドだけにしとく？」
向井「お前、バカにしすぎ。」
絡かったらすこし怒られた。
メリーゴーランドだけなんてつまんないから、いっぱい連れまわしてやろっと。
私は内心にやけて企みながら到着するまで待った。
