そんな沈黙の中、向井が口を開いた。 向井「もう卒業だな。」 私「そうだね。早かったね。」 向井「楽しかったな。いつも4人でいて。」 それは意外な言葉だった。 楽しいと思ってたんだ。 私は嬉しかった。 向井「寂しいな。」 私はなんだかその言葉を聞いて胸がいっぱいになった。 泣きそうになるのをぐっとこらえた。 私「そうだね。」 と答えた。 それだけ会話をして二人っきりの朝の時間と1日は終わった。