Rock Heart

私の名前を呼んだ。



待って。今、永瀬雅って言ったよね?



うっそー・・・



「ちょうど永瀬の隣はあいてるし永瀬の隣な。」


「えぇーーー」


待って・・・女子の視線が怖いんだけど



「よろしくなっ!雅。俺は高野笑汰!笑汰ってよんで!」




「えっとーいきなりはちょっと・・・」





「あかんで!呼ばなキスしちゃうで」



「はぁ~~~~~!!??」



クラス全員の視線が向けられる。



「わ、分かったよ・・・大阪ってみんなこんな感じなの?」



「へ?そんな訳ないやん~雅ておもしろいねんなっ」


笑った君が言った。



そんな時ある考えがふと浮かんだ。



「高n・・・笑汰って天然!?」


「ん~?そんなことないやろ~」




「そっか・・・天然なんだね」




「え!?違うゆーてるやん」




「だって話してたら天然なんだもん」




「えぇ・・・天然・・・なんやろか・・・?」




「気づいてなかったんだね」




「気づかんやろ~」



「何か・・・可愛い・・・」





「へっ?俺が?嬉しい!」



「あっ、喜ぶんだね(笑)」


「だって好きな人に可愛いとか言われたらヤバいやん・・・\\\照れるしやめてぇや・・・」





「好きな人って・・・\\\・・・え?待って!好きな人って?」





「え?雅に一目ぼれやけど・・・?」




「・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええ!」