ー永瀬 廉Sideー
「…そうやんな」
「ほな、また何かあったらLINEして」
「はーい笑。バイバーイ」
「おやすみ」
バタンッ
「…好きになったら関係無いやんなー」
「誰のこと?」
…でた。
「お前またピアスホール開けたやろ?」
「廉やらんの?」
「俺、真面目やからな」
痛々しいわ、こいつの耳。
何でまたこんな奴がええんやろなー…?
「ありさ元気?」
「元気やで。さっきも会ったし」
…こりゃまだ玲音の入る隙は無いな。
「廉、アイツと付き合ってるん?」
…こいつ喧嘩売ってるん。
「だったら?」
「…ガリ勉同士お似合いなんちゃう?」
嘘下手やな。
ほんまは気になってしゃーないくせに。
「お前知らなさそうやから言うとくわ!玲音狙っとる奴、めっちゃおるから」
「は?あんな奴狙うん?」
ほんま知らんのやなー…
中学の頃から玲音は、何気モテてた。
幼馴染がコイツやから誰も告らんかったけど。
「かわええやん。守ってあげたなる感じ?」
「…ありえへん」
「…あのなあ、アイツはお前がっ…」
ガチャッ
「あ…」
玲音がドアを開けた。
「あ、話し声聞こえたから…」
…やっべ。
全部聞かれてたんかな?
「…ほな俺帰るわ」
「…ごめんな?うるさくして」
「う、ううん。全然大丈夫…」
…ほら。な?
いつだって視線は紫耀のほうだけ。
「…そうやんな」
「ほな、また何かあったらLINEして」
「はーい笑。バイバーイ」
「おやすみ」
バタンッ
「…好きになったら関係無いやんなー」
「誰のこと?」
…でた。
「お前またピアスホール開けたやろ?」
「廉やらんの?」
「俺、真面目やからな」
痛々しいわ、こいつの耳。
何でまたこんな奴がええんやろなー…?
「ありさ元気?」
「元気やで。さっきも会ったし」
…こりゃまだ玲音の入る隙は無いな。
「廉、アイツと付き合ってるん?」
…こいつ喧嘩売ってるん。
「だったら?」
「…ガリ勉同士お似合いなんちゃう?」
嘘下手やな。
ほんまは気になってしゃーないくせに。
「お前知らなさそうやから言うとくわ!玲音狙っとる奴、めっちゃおるから」
「は?あんな奴狙うん?」
ほんま知らんのやなー…
中学の頃から玲音は、何気モテてた。
幼馴染がコイツやから誰も告らんかったけど。
「かわええやん。守ってあげたなる感じ?」
「…ありえへん」
「…あのなあ、アイツはお前がっ…」
ガチャッ
「あ…」
玲音がドアを開けた。
「あ、話し声聞こえたから…」
…やっべ。
全部聞かれてたんかな?
「…ほな俺帰るわ」
「…ごめんな?うるさくして」
「う、ううん。全然大丈夫…」
…ほら。な?
いつだって視線は紫耀のほうだけ。

