「よし、じゃあ行くね!二人とも、さらば!」
「…ばいばい」
「…またね」
千夏が去っていったドアをなんとなくみつめる
「先輩、お先失礼します!さようなら!」
廊下から聞こえる大きな声
「あいかわらずだけど、元気だな」
まあ、元気というかなんというか…
「ねえ、日和。」
千夏について苦笑していたらふいに声をかけられた
「先輩ももう行っちゃったしさ
ここで一緒にご飯食べよ?」
あ、そうなの?
それでもいいか、たまには
滅多にそんなこと言わないし珍しいなと少し思ったけど
「ん、いいよ。そうしよっか。」
美奈に付き合おう