「まずは皆さん、お疲れさまでした。
こちらもずいぶん悩みました。
あなたたちは本当は全員でコンクールという舞台に立ちたいと思っていると思います。
でも、コンクールに出られるのは50人までです。
このバンドの2、3年生は58人であり、どうしても何人かは出ることが出来ません。
実にシビアに選ばせてもらいました。
今からコンクールメンバーを発表しますが、呼ばれなかった人はこれから彼らのサポートをがんばってもらいたいです。
最後にひとつだけ。
あなたたちの誰がオーディションに受かっても落ちても、私の大切な生徒であることにかわりはありません。
このバンドの一員であることにもかわりはありません。」
