その日の帰りは1キロ先に迎えが来るからそこまで、1人で歩くことにした。しばらく、歩いていると同学年の人が2人見えた。
1人は頭でっかちの面白い男子。もう1人は少し前に好きになった男子。私は何事もないように、お前ら歩くの遅いねって笑いながら言った。そしたら、べつにそんな事をないよって笑いながら言われた。迎えが来るところまであと少し。信号を渡るまでは3人で歩いた。