本当は大丈夫じゃない


ある日の事だ。私は陸部の顧問に呼び出された。今度の大会に出てみないかとの話であった。迷いはあった。初めての経験者だからだ。でも、そんな事を言っている場合ではないと思った。だから、私は出ますと言った。種目は中距離の400m。走れる気がしなかった。