奴らは懲りずに私たちのところに向かってきた。

結城、覚悟出来てる?と私が聞くと、頷いてくれたので、私は結城の手を離して臨戦体制に入った。

浩紀兄さんも応戦に入ってくれて、さっきより多い人数と私たち3人は戦うことになった。

適度な緊張と重い空気が流れるー

私は相手を全滅させる勢いで相手たちに向かっていった。

周りは見えないー結城の顔もわからない。

それでも戦わないといけない気がして…

心で結城に謝った。けど、結城はなぜか私の横にいる。

そして、戦ってる。

私の相手なのに…巻き込んでしまったー

けど、結城はそんなことなんとも思ってなかったようで、笑顔で応戦している。

そして、少ししたところで、結城の族のメンバーたちが来ていることに気がついた。

その人らも応戦してくれていた。

おかげで、早く片付いた。

私は結城と結城の族のメンバーにお礼を言った。

そんなの総長の女なんですから…気にしないで下さい!!

と言われて私は顔を真っ赤にした。

そうしてなんとか文化祭も無事終わり、

普通の日常に戻っていった。