こじらせ女子の恋愛事情

主人公は普段は企業のОLとして働いているけれど、実は高校生の時に亡くなった小説家のおじさんのゴーストライターとして活動している。

って、私のところのおじさんは生きているんだって言う話なんだけど…まあ、細かいことは別にいいか。

実話だと疑われないように少しくらい脚色をしても構わないだろう。

ある時会社で同じ部署で働く後輩の修羅場を目撃してしまったことがきっかけで、彼に言い寄られてしまう。

…よしよし、我ながらいい感じにまとまってるぞ。

スマートフォンの画面を見ながら、私はうんうんと首を縦に振った。

今のところは副業のことはバレていないけれど、いつか彼にバレてしまうんじゃないかと主人公はヒヤヒヤと危険な毎日を送るはめになってしまった。

そうとは知らずに彼は主人公に言い寄ってきて…。

「お待たせしましたー、ロコモコプレートとアイスティーです」

キリよくまとまったところで先ほど頼んだメニューが運ばれてきた。