こじらせ女子の恋愛事情

「何だ、そう言うことですか」

松坂くんは笑った。

「ごめんなさいね、あなたの気持ちを理解しようとしなくて」

そう言った私に、
「浜崎さんが本当のことを話してくれてよかったです。

俺、浜崎さんの気にさわるようなことをしたんじゃないかと不安だったんです」

松坂くんは言い返した。

「それにしても、どうですか?

冬にくる海もなかなかいいものでしょう」

松坂くんは海の方に視線を向けた。

私も海の方に視線を向けると、
「うん、いいわね」

首を縦に振ってうなずいた。

「じゃあ、少しだけ散歩をしましょうか」

松坂くんが言った。