「お前分かってる?」 「え、なにが?」 「俺が嫉妬してるってこと。」 そう言ってムスッとする凉。 私は首を横に振った。 「知らない。」 「だと思った。」 私たちは黙りこんでしまった。 運動部の声がやけに大きく聞こえる。