「由美子こそ元気がないようですが?」 私がそう尋ねると、大きくため息をついて机に伏せた。 「わかる…?」 「はい。」 「実はこの前達巳が知らない女の人と歩いているの見ちゃって…」 その日由美子はお母さんと買い物をしていたらしい。 デパートに着くとすぐお母さんがトイレに行ったらしく、由美子はそばで待機していたらしい。 すると、目の前を通り過ぎた男女。 何か嫌な予感がしたらしく由美子が顔をあげると… 仲良さそうに知らない女の人と歩いている達巳がいた。