眼鏡…と私



何をそんなに感激しているのか、戸村さんの目は輝いた。


子どもみたい…


「じゃあ誕生日は仮装して祝うか。」


「嫌です。」


仮装なんて恥ずかしすぎる。


残念そうに肩を落とす戸村さん。


「…でも、気が向いたら良いですよ。」


何故か戸村さんの喜ぶ顔が見たくて、私は適当にそう言った。


戸村さんは予想通りの笑顔で喜んだ。