「何考えてるか分からないところが好きだ。 付き合ってくれ。」 …と。 「なんかな、思ってたのと違ったんだよ。」 あまりに身勝手すぎる彼氏の言い分に私の堪忍袋は今にもプッツンといきそうだ。 その証拠に、知らず知らず力強い拳ができていた。 「じゃあなー。」 「あっ!」 私の肩に手を置いてから扉へ歩いていく彼氏。 私はその手を掴んだ。