眼鏡…と私



「計算…ですか?」


「ん?なにが?」


わからない振りをするならしょうがない。


もう勝負は始まってる。


「じゃあ、いきます。」


屋上にピリッとした空気が漂う。


「あぁ。」


今までとは違う目をした戸村さん。


その目は本気だ…


戸村さんは眼鏡を左胸ポケットにいれた。