お互いに口をぽかんとあけ、唖然としていた。 お互いに思っていることは同じ。 “なんでいるの” ここ数年、口を聞いていない私たち。 言いたいことはいっぱいある。 もし今目の前にいるのがアキラくん以外の人なら、ちゃんといえた。 “調子はどう?”って。